『天然の絵の具』とは?
『天然の絵の具』は、市販の絵の具に反応して、モノクロの絵しか描けなかった子
ども達(会員の)が色のある絵を描けるきっかけになった絵の具です。
『天然の絵の具』の材料は?
色の基になる顔料は、土・砂・植物(藍・エンジュ・茜など)が主です。
紙に描く溶剤は、アラビアゴム(アカシアの樹液)・卵黄が使えます。
木に描く溶剤は、卵黄・膠(にかわ)・カゼイン・蜜蝋などがあります。
環境にも良いです
上記の木用の溶剤を使うと学校の授業で市販の絵の具で木に色を付け、その上
にニスを塗る作業をしなくてすむようになります。
本来、木に塗るべきものでない市販の絵の具を、木に描いても取れてしまうことか
ら、ニスでおさえることが必要になる訳です。
木に描ける溶剤を使うとニスを使う必要がなくなります。
絵の具を使う度に洗っていたパレットもそのまま乾かし、次回使う事ができます。
排水を汚染しないで済みます。
講習会
「子どもの健康と環境を守る会」でも体験を行っていますが、全国的に講習を行っ
ているのは、私達に『天然の絵の具』を指導して下さった『アースネットワーク』が行
っています。
絵の具の作り方
絵本「えのぐ み〜っけ♪」に「絵の具の作り方」のページがあります。
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