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 有害化学物質 


子ども達の周りには、多種多様な製品が溢れ、子ども達自身が日常生活の中で  
手にしている製品の中に、思いのほか有害化学物質の含有の物が多いことに驚
かされます。
シックスクールを予防する為には、何が有害化学物質なのかを知る事・勉強する事
が必要です。
学校での工事・教材などで使用される製品が本当に安全な製品かどうか、安全デ
ーターシート(MSDS)などで調べていく上でも有害化学物質が含有していないか確
かな目で見ていかなければなりません。

ここでは、数多くある有害化学物質のうち、国がシックハウスの点から有害性を認
めたものとして、『厚生労働省 14物質 指針値対象物質と健康影響』、WHO他
の省庁については、『室内空気質に含まれる化学物質と削減動向』から見ていきた
いと思います。
また、『シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会中間報告書−第4回〜
第5回のまとめについて』の中のTVOC『必須VOCsリスト』も有害化学物質情報とし
て見ていきます。


耐震工事や改修工事が、長期の休み(夏休み・冬休み・春休み)中だけでは終わら
ず、子ども達が学校内にいる中で工事が行われている例が後を絶ちません。
その様な場合は、使用建材の放散量が一番濃い濃度になるのは、普通に理解で
きます。作業中のTVOCの測定が必要だと考えます。
また、子ども達がいる中で工事を行う場合は、工事従事者の人たちに適用される
労案法を子ども達にも適応すべきだと考えます。
そのような場合、使用建材のGHSを確認してみましょう。

化学物質名の別名表記もチェックが必要です。

厚生労働省から示されています指針値について当会では、健康な大人の許容量の
目安の値でしかないと考えており、子どもにとってあの値では高すぎると考えていま
す。測定の結果、指針値よりも低い値でもシックスクール(健康被害)は起きていま
す。指針値は、子ども達にとって安心できる値ではありませんので注意が必要で
す。


                              


 指針値対象物質と健康影響 

室内空気質に含まれる化学物質と削減動向

化学物質名 別表記一覧 

  必須VOCsリスト 

   GHS 


◎新建ハウジングさんと井上雅雄さんの作成された表をご好意により使わせて
  頂いています。
 




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指針値対象物質と健康影響
室内空気質に含まれる化学物質と削減動向
化学物質名 別表記一覧
必須VOCsリスト
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